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第10回目となる2026年度Kura Masterコンクールのエントリー要項を発表しました。

2026年度は10周年という大きな節目を迎えるにあたり、これまでで最大規模のコンクールを予定しており、リキュールコンクールの開催をはじめ、各コンクールにおいて過去最多の出品カテゴリーを創設致しました。日本酒コンクールは9部門に、本格焼酎・泡盛コンクールは8部門、今年新設したワインコンクールは4部門に、そしてリキュールコンクール2部門の計23部門にて審査を行います。

世界的スターシェフ ヤニック・アレノ氏の参加について

本年度のコンクール10周年を記念し、特別審査員(予定)として、フランス美食界を象徴する存在である偉大なシェフ、ヤニック・アレノ(Yannick Alléno)氏 をお迎えする運びとなりました。また、特別賞「アリアンス ガストロノミー賞」について、2026年はアレノ氏の料理とのペアリングをテーマとした特別コンテストとして実施いたします。対象カテゴリーについては、後日正式に発表いたします。

Chef Yannick Alléno
ヤニック・アレノ(Yannick Alléno)氏

また、審査会場は世界で最も多くの星を持つ独立系メゾンとして知られる Le Pavillon Ledoyen です。アレノ氏は現在、世界最多のミシュラン星を保持するシェフとして、21のレストランで合計17のミシュラン星に輝いています。革新的な技法と現代的アプローチで世界的に知られ、現代ガストロノミーの発展に大きく寄与してきました。

各コンクールエントリー要項をご確認の上、是非エントリー受付開始をお待ちください。

2026年度 日本酒コンクールエントリー要項

2026年度 本格焼酎・泡盛コンクールエントリー要項

2026年度 リキュールコンクールエントリー要項

2026年度 ワインコンクールエントリー要項


去る9月24日、Kura Master 2025 日本酒コンクール、および本格焼酎・泡盛コンクールそれぞれの最高賞であるプレジデント賞の発表、そして梅酒コンクール、およびワインコンクール審査員賞、アリアンス・ガストロノミー賞授与式が在フランス日本国大使公邸に於いて行われました。

2025年度Kura Master授賞式集合写真

受賞蔵元のみなさま、本当におめでとうございます!

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Kura Master 2025 President's Award Sake
2025年度の最高賞であるプレジデント賞受賞酒

Kura Master運営委員会(本部:フランス・パリ、代表:宮川圭一郎)は、2025年9月24日(水)在フランス日本国大使公邸に於いて、Kura Master2025日本酒コンクール、および本格焼酎・泡盛コンクールそれぞれの最高賞である「プレジデント賞」を発表致しました。
日本酒コンクールでは、8部門1,083銘柄から、八百新酒造株式会社(山口県)「雁木 純米大吟醸 鶺鴒」が最高賞のプレジデント賞に輝きました。また、本格焼酎・泡盛コンクールでは、8部門162銘柄から奄美大島酒造株式会社(鹿児島県)「浜千鳥乃詩 ゴールド」が本年度のプレジデント賞を獲得しました。
今年度は、7名のMOFソムリエを含む、リッツ・パリやシュバル・ブラン・パリ、マンダリンホテルといった5つ星ホテルや、ミシュラン星付きの名店で活躍する一流ソムリエやレストランオーナーなど、総勢135名が審査を行いました。

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昨年に続き3回目となる2025年度 Kura Master ワインコンクールの受賞酒を発表いたしました。
https://kuramaster.com/ja/wine/concours/comite-2025/laureats/

決勝に進んだ銘柄から優秀賞が選ばれ、更にその中から梅酒コンクールの1位となる「審査員賞」を動画で発表しております。
是非ご覧ください。


初年度は日本独自品種「甲州部門」で開催!

Kura Master ワインコンクールとは、2017年より毎年フランスで開催され今年で9年目を迎える日本の酒類のコンクール、Kura Masterコンクールの傘下で開催される、ワインを対象にした審査会です。初年度となる今年は日本の固有品種として栽培の歴史も古く、ヨーロッパ市場において日本の代表的な品種として認知されつつある「甲州」[1]にて行います。

[1]「甲州」は、OIV(Office International de la vigne et du vin・国際ブドウ・ワイン機構)に2010年に日本固有品種として初めて登録された日本のブドウ品種。

ワインコンクール開催に至った背景

Kura Masterでは、日本の酒類の魅力をフランスから世界へ広めるという使命のもと、2017年より日本酒や本格焼酎・泡盛、梅酒といった日本の伝統的な酒文化を国際的に発信してまいりました。今回、その活動をワインにまで拡大した新たな挑戦の背景には、本コンクールの審査委員長にも任命されたKura Master副委員長のパズ・レヴィンソン氏の存在があります。

そして、審査員たちの日本酒や本格焼酎・泡盛、梅酒などへの理解もコンクールの開催回数を重ねるごとに高まっていることは当然ながら、フランスワイン以外の多様なアルコール飲料への関心、それはワインについても例外なく強い興味と期待が寄せられています。レヴィンソン氏のリーダーシップのもと、今後ワインの魅力を新たな視点で評価し、国際市場に向けてその価値を高めていくことを目的としています。

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