名誉会長からの挨拶

2021年9月20日

まず、テュイザ様、宮川様、そして審査委員の皆様に対し、クラ・マスター・コンクールの名誉会長にご指名いただきましたことを心より感謝申し上げます。この権威あるコンクールの活動に関与できますことは、私の大いなる喜び及び名誉とするところであります。また、この機会に、その卓越した業績により本年栄えある受賞に輝かれた全ての蔵元の皆様に心からのお祝いを申し上げます。

2017年のクラ・マスター立ち上げの際に、日本の外交官として、また、酒サムライとして、お祝いの言葉をお贈りいたしました。何故なら、フランスにおけるこのようなイベントの開催は、フランスの方々に日本酒を発見していただく素晴しい機会を提供するであろうと思われたからです。

クラ・マスターは、この4年間に私の期待を遙かに越え、その重要性と権威を増大させてきました。第5回目を迎える本年、クラ・マスターは、本格焼酎と泡盛のコンクールにも扉を開きました。かかる成功のためにご尽力なされた全ての方々への大いなる感謝と賞賛の念を改めて表明いたします。

ご存じのことかと思いますが、残念ながら日本酒は日本において大きな困難に直面しています。2019年の生産量はピーク時の1973年の僅か4分の1にすぎませんでした。私は、クラ・マスターが、日本酒とフランス料理との素晴しい相性を示すことで、新たな商業的販路を開くことにより、日本酒が低迷から脱却することを支援してくれるであろうと確信しております。多くの人々が、日本酒は日本料理のみならず世界の多様な料理と相性が良いことを発見することができるでしょう。

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは2013年のことでした。私は、当時ユネスコ大使でしたので、その瞬間をよく覚えております。それ以来、日本酒も同様に登録されるよう強く訴え続けてきました。今や日本政府も登録に前向きになりました。このような日本酒の国際的認定により、世界中で日本酒の普及が促進されることでしょう。皆様、そして全ての日本酒愛好家の方々とこの観点から力を合わせていきますことを楽しみにしております。

最後に、私に託されましたご信頼に対し改めて感謝申し上げますとともに、全ての皆様の更なるご成功を祈念いたしまして私のご挨拶といたします。

クラ・マスター名誉会長
門司 健次郎
(元ユネスコ日本大使・酒サムライ)

後援

Ambassade du Japon en France 在仏日本国大使館

Association des Sommeliers de Paris Ile-de-France

CLAIR

JETRO Paris

日本政府観光局(JNTO) - Japan National Tourism Organization

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一般社団法人awa酒協会

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