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conf Sake tourisme

第7回Kura Masterは約1200銘柄の和製アルコール(日本酒、酒スパークリング、古酒、梅酒、焼酎、泡盛)を集め、審査されました。M. Dominique LAPORTE2004年MOFソムリエであるドミニク・ラポルト氏がGIはりまの旅について、特に名高い酒蔵を訪問した様子をお話しします。歴史ある兵庫県の酒文化を発見し、この地方の日本酒を試飲できる絶好の機会です。

また、兵庫県ブースでは酒米で有名な山田錦の水田にいるVR体験も用意しています。

第一部:GI はりま酒の文化について
第二部:試飲会

試飲会ではGIはりまや佐賀県などのブースに加え、Kura Master 2023コンクールのプラチナ賞受賞酒を含む100銘酒、審査員賞以上の受賞銘酒15銘柄が出展されます。

そして今回アンケートを答えてくださった方から30名様にAWA Sakeなどの日本酒もしくは焼酎をプレゼントいたします。

https://www.mcjp.fr/ja/la-mcjp/actualites/sake-tourisme-a-harima-ja

2023年10月5日(木)
17〜19時
パリ日本文化会館
小ホール(地上階)、フォワイエ(地下3階)
料金 12€

ご予約


パリ日本文化会館とKura Masterとの共催 
Le goût du Japon(日本の味) シーズン2 参加希望県募集について –

地方の食と日本酒の魅力を伝えるYouTube配信番組 Le goût du Japon シーズン2の制作が決定しました。
つきましては、6県の枠で参加希望県を募集いたします。

概要
パリ日本文化会館とKura Masterとの共催事業として日本の地方の食と地酒にスポットを当てる動画シリーズ「Le goût du Japon」を継続配信いたします。
毎回パリ日本文化会館、Kura MasterそれぞれのYouTubeチャンネルで仏語配信しますが、日本向けに日本語字幕バージョンでもご提案いたします。

2022年 協力ソムリエ
Robin LEGARE (2星フレンチレストラン・ラシーヌのシェフソムリエ)
Chloe LAROCHE (5星フレンチレストラン・ブリストルのソムリエ)

募集詳細
2022年度 : 6県枠*
応募の締切り : 2022年3月7日(月)まで。*先着順となりますので、ご了承ください

費用等の詳細、ご質問につきましては、下記のメールアドレスにお問い合わせください。



酒文化研修旅行の目的について

1月27日から2月5日までの10日に渡り、第3回目となるKura Master審査員酒文化研修旅行を実施致しました。この研修では、審査員として公平、公正に日本酒審査が行えるよう日本酒について正しく学ぶこと、また、フランスにおいて影響力、発信力の強いソムリエたちが、自ら日本酒を正しく伝えていくことを目的として実施しています。
研修では、昨年の受賞蔵などを訪問して日本酒の造りを学んだり、地方の歴史や日本の食文化に造詣を深めるほか、セミナーなどの場では多くの飲食関係者、各県や団体の関係者、また一般の方々と交流を深めました。こういった経験と学習を通して、フランスでの啓蒙の一助となることを願っております。

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2019年7月10日(水) シンポジウム一般試飲会 (於:パリ日本文化会館)

第1部:サケ スパークリングの魅力についてのセッション
第2部:Kura Master 入賞酒ベスト 100 試飲会

パリOECD大使公邸で盛大に行われた受賞酒の発表から一夜明け、スタッフ始め蔵元様の興奮も冷めやらぬ中、Kura Masterの入賞酒ベスト100を一般の方に楽しんで頂く試飲会が開催されました。
第1部はawa酒協会理事長でもある、永井酒造の永井社長による講演会が行われました。セッションには、Kura Master審査委員長のXavier Thuizatと、シャンパーニュ地方を代表するソムリエPhilippe JAMESSE氏がパネリストとして登壇。会場には130名近い来場者が集まり、立ち見も出る程の大盛況となりました。

参加者の多くはフランス人の方でしたが、質問も多く上がり、酒スパークリングへの興味の高さが伺われました。

その後、金澤和夫兵庫県副知事より、今年の冬、酒文化研修旅行で体験した山田錦の土で作られた酒器の完成品の贈呈式がありました。代表してチームリーダーだったXavier Thuizat審査委員長の作品が贈呈されました。

約1時間のセッションの後、会場を移して試飲会へ。トップ14の蔵元様とawa酒協会からお越しの蔵元様が来場者をお出迎えし、今年の審査会で、審査員から高い評価を得た100種類以上の日本酒を楽しんでいただきました。

来場者は思い思いに日本酒を楽しんでいましたが、シャンパーニュを食前に楽しむように、まずはスパークリングの日本酒を楽しまれる方が多く見られました。

参加者に感想を伺ったところ、「フランスではこんなにたくさんの日本酒を楽しめる機会はないので、とても貴重な体験です」といった喜びの声。「山廃の日本酒が好きなのですが、今日はありますか?」と、日本酒に詳しい方まで、様々な声が聞かれました。
そして共通することは、どの参加者も日本酒の幅広い味わいと香りにすっかり魅了されている姿が印象的でした。

Kura Masterは今年3年目を迎えました。
今回のような一般の方を対象とした試飲会では、過去と比較しても、フランス人参加者が圧倒的に多くなり、フランスでの日本酒への興味関心がかなり強くなっていることを肌で感じることとなりました。

蔵元様も、フランスに在住の日本酒ファンの関心がさらに高まっていること、知識が増え、各自の体験と比較した試飲の感想が上がっていることなどから、フランス市場が確実に伸びていることと一掃の拡大を実感いただくことができました。