パリ・ソムリエ協会の聖地であるレストラン La Bonne Franquette にて審査員、ソムリエ協会をはじめとするソムリエやバーマン、賛助会員などのインポーターやディストリビュータ、ジャーナリストなど、飲食業界の方々に受賞酒を試飲していただきました。
2024年度の最高賞であるプレジデント賞受賞酒
Kura Master運営委員会(本部:フランス・パリ、代表:宮川圭一郎)は、2024年10月2日14時(日本時間2日21時)在フランス日本国大使公邸に於いて、Kura Master2024日本酒コンクール、および本格焼酎・泡盛コンクールそれぞれの最高賞である「プレジデント賞」を発表致しました。
日本酒コンクールでは、6部門1,223銘柄から、小西酒造株式会社(兵庫県)「超特撰白雪伊丹諸白大吟醸」が最高賞のプレジデント賞に輝きました。また、本格焼酎・泡盛コンクールでは、8部門197銘柄から、株式会社松藤(沖縄県)「松藤 粗濾過44度」が本年度のプレジデント賞を獲得しました。Kura Masterではこれまではソムリエが日本酒を、バーマンが本格焼酎・泡盛を審査していましたが今年はその垣根を無くしてソムリエも本格焼酎・泡盛を審査し、バーマンも日本酒を審査するという試みを実施し、MOF(フランス国家最優秀職人章)9名を含む123名のプロフェッショナルにより審査が行われました。
グザビエ・チュイザ審査員長がシェフソムリエを勤めるホテル・ド・クリヨンの特別室、La Caveにて、賞受賞式のためにパリへお越しになった蔵元様の歓迎会を開催いたしました。
ホテル・ド・クリヨンはコンコルド広場に面する最高級パラスホテル(5つ星の上)です。1775年にルイ15世によって建てられたこの建物はかつてマリー・アントワネットがピアノのレッスンを受けていたと言われています。
この宮廷だった豪華なラグジュアリーホテルにある特別室 La Caveには名前の通り数多くの厳選されたワインが保管されており、2000本以上ものグラン・クリュが揃えられています。グザビエ・チュイザ審査員長がセレクトした数々のワインもお楽しみいただきました。
今年でコンクール開催8年目を迎えたKura Master。常に新しいことに挑戦し続けるのは、Kura Masterの信念の1つです。毎年新しい取り組みを行なってきましたが、5月27日(月)に開催した2024年度Kura Masterコンクールではこれまで以上に大きな変化がありました。今年ならではのトピックスを3つ以下にご紹介します。
まず1つ目のトピックは、Kura Masterで初めてフランスの学校の生徒さんが運営に協力してくださったことです。
ソムリエ学校、バーマン学校など、フランスの4つの学校から総勢37名の学生の皆さんが集まり、Kura Masterコンクールやマスタークラス、そして試飲会の運営にご協力いただきました。将来のトップソムリエ、トップバーマンとしての活躍が期待される生徒さん達が目を輝かせて各役割に取り組んでくださりました。
そして、そう遠くない未来のKura Masterコンクールの審査員としての活躍にも期待が高まります。
Lycée Hôtelier François Rabelais Gugnyの生徒の皆さん:
Kura Masterコンクールのサービスとマスタークラスの準備をご協力いただきました。
続きを読む