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クラマスター参加酒蔵、協賛企業、後援企業、その他関係者の皆様、

12月(4日又は5日)、(パラグアイ現地時間4日)、ユネスコの無形文化遺産保護条約政府間委員会は、「伝統的酒造り」を人類の無形文化遺産の代表一覧表に記載(通称は「登録」)することを決定しました。正式タイトルは、「日本におけるこうじ菌を使った酒造りの伝統的な知識と技術」。対象は、「杜氏や蔵人がこうじ菌を用い、日本各地の気候風土に合わせて、経験に基づき築き上げてきた、伝統的な酒造り技術(日本酒、焼酎、泡盛等を造る)」です。

私は、2013年、ユネスコ日本大使として、和食の無形文化遺産登録の歴史的瞬間に立ち会い、その直後から次は日本酒の番だと訴え続けてきました。このことは、名誉会長に就任した2021年のクラマスター授賞式を始め、その後の授賞式の挨拶でも述べてきました。11年もかかりましたが、登録が実現したことを皆さんと心よりお祝いしたいと思います。

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2024年12月4日
門司 健次郎


「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録の好機をとらえ、如何に日本の酒類の魅力を伝えていくかが重要です。その際の参考となるよう、ユネスコや無形文化遺産制度、無形文化遺産の実例等について簡潔にご紹介したいと思います。私が昨年集英社新書から上梓した『日本酒外交 酒サムライ外交官、世界を行く』では、無形文化遺産に1つの章25ページを割きましたが、ここでは簡単なポイントのみに留めます。

1.ユネスコとは

ユネスコ(UNESCO)は、国連教育科学文化機関の英文の頭文字をとったものです。第2次世界大戦直後、1946年に平和を希求して設立された国連の専門機関です。ユネスコ章前文の冒頭文「戦争は人心の中に生まれるものであるので、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」がそれを示しています。教育、科学、文化はそのための手段なのです。

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去る10月4日、ユネスコ日本国政府代表部特命全権大使公邸にてパーティーが開催され、Kura Masterの受賞酒を楽しんで頂きました。

「日本の伝統的酒造り」がユネスコの登録無形文化財に登録されるかどうかが、12月中にようやく決まります。
ユネスコの本部はパリにあるのでKura Masterも最後まで大使達に大好きな日本酒や本格焼酎・泡盛の魅力をアピールしていきます!

パリで行われた授賞式参加のために渡仏された蔵元様にも加納大使の公邸で行われた試飲会にご参加いただき、多くの国の代表者に直接ご紹介できる貴重な機会になりました!
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フランス パリ、ユネスコ日本政府代表部 加納雄大ユネスコ大使公邸に意見交換を兼ねた昼食会にお招きいただき、Kura Master協会のメンバーで参加してまいりました。

ユネスコ日本政府代表部は、12月にアスンシオン(パラグアイ)で開催される第19回無形文化遺産政府間委員会における「伝統的酒造り」の無形文化遺産登録に向け、その推進に取り組んでおられます。

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去る11月13日、ユネスコ日本政府代表部の主催によるパーティーがパリで開催され、世界中の大使をはじめとした280名が参加。太鼓や三線の演奏が行われる中、天ぷらやお寿司と合わせてKura Masterの受賞酒を楽しんで頂きました。

また、今年日本の蔵元様を訪問する研修旅行にも参加した審査員の1人であり、パリの五つ星ホテル Cheval Blanc(シュヴァル・ブロン)のシェフソムリエ Emmanuel Cadieu(エマニュエル・カデュー)氏が代表でご挨拶を致しました。

皆様たくさんの日本酒や焼酎を試飲してくださり、とても楽しんでいらしたようです!


後援

Ambassade du Japon en France 在仏日本国大使館

Association des Sommeliers de Paris Ile-de-France

CLAIR

JETRO Paris

日本政府観光局(JNTO) - Japan National Tourism Organization

ダイヤモンドスポンサー

一般社団法人awa酒協会

岐阜県酒造組合連合会

Maison Richard

Le vin en tête

長期熟成酒研究会

佐賀県