審査会
第5回Kura Master日本酒コンクールは、7月12日(月)パリ市内 (会場:エスパス・シャラントン)にて開催されました。
今年も新型コロナ感染防止対策を徹底した環境において、審査委員長であるXavier Thuizat氏 ホテル・ド・クリヨン シェフソムリエをはじめ、ペニンシュラホテル等の5つ星ホテルを含むフランスを代表するホテルのトップソムリエ、ミシュランで星を獲得しているレストランで活躍するソムリエ、レストランオーナーら総勢72名の審査員が参加し、960点(昨年824点)が審査に挑みました。
最適な審査環境の中、最終審査に通過した26点の日本酒の中から、Top16が選ばれました。
審査委員長Xavier Thuizat氏は 「いまだ続くコロナ禍の厳しい状況の中、過去最多数となる960点のエントリーがあったことに私たちは強く感動致しました。そして上位16点に、これまでに選ばれたことのなかった東京都や長野県などのお酒が入ってきたことも大変喜ばしく思っています。今年の受賞酒を見ると、うまみがたっぷりで、複雑で余韻が長く、個性がしっかりした日本酒がたくさん集まりました。ピュアでエレガントというよりは、陰影があり肉付けもある、よりガストロノミーのシーンに対応できる日本酒が選出さされました。」とコメントしています。
結果
5回目となる今年度は、5つのカテゴリー(純米大吟醸酒部門、純米酒部門、サケスパークリング部門、米品種 五百万石部門、米品種 美山錦部門)に対し、過去最多の312蔵より960点が出品されました。各カテゴリーの成績により、プラチナ賞104点、金賞212点が決まりました。
なお、9月20日(月) パリのホテル・ド・クリヨンで行われる「Kura Master日本酒コンクール2021」授賞式にて、プラチナ賞に選出された日本酒の中から、審査委員長のXavier Thuizat氏が選出した「プレジデント賞」1点と、各カテゴリーの中から審査委員会が選出した「Kura Master審査員賞」5点を発表いたします。