Kura Master 本格焼酎・泡盛コンクール 2024年度実施規則

Kura Master 本格焼酎・泡盛コンクールは、Kura Master協会(Association de Kura Master)が
主催するものであり、2017年から開催されている「フランスの地で行うフランス人が審査する日本酒コンクール」に併設された、本格焼酎・泡盛コンクールです。

第1条 主催者

Kura Master協会(Association de Kura Master)
9 rue des Capucines 75001 Paris France
電話:+33 (0)1 4028 4265
Eメール:info@kuramaster.com

第2条 審査対象

合法的に製造免許を受けて製造・販売している本格焼酎・泡盛 Honkaku Shochu・Awamoriであること。

第3条 カテゴリー(部門)、エントリー条件

2024年は芋部門、米部門、麦部門、黒糖部門、泡盛部門、バラエティー部門、樽貯蔵部門の7部門に、本格焼酎・泡盛には該当しないプレステージ コウジ スピリッツ部門を加えた合計8部門にて行います。
1社(蔵元)様からのエントリー本数の制限はなく、全ての部門でエントリーをお受け致します。(エントリー費用はそれぞれ必要です)

  1. 芋部門
    • 芋(甘藷)を原料とする原酒*からつくられたものでアルコール分45度以下のもの。
    • 期間によらず樽貯蔵したものは不可(樽貯蔵部門にご出品ください)。
  2. 米部門
    • 米を原料とする原酒*からつくられたものでアルコール分45度以下のもの。
    • 期間によらず樽貯蔵したものは不可(樽貯蔵部門にご出品ください)。
  3. 麦部門
    • 麦を原料とする原酒*からつくられたものでアルコール分45度以下のもの。
    • 期間によらず樽貯蔵したものは不可(樽貯蔵部門にご出品ください)。
  4. 黒糖部門
    • 黒糖を原料とする原酒*からつくられたものでアルコール分45度以下のもの。
    • 黒糖焼酎は樽貯蔵したものもこの部門で審査する。
    • 奄美諸島以外で造られた黒糖焼酎(日本以外の地域)も規定に準じていれば出品可。
  5. 泡盛部門
    • 米麹を原料とする原酒*からつくられたもので、アルコール度数は問わない。
    • 期間によらず樽貯蔵したものは不可(樽貯蔵部門にご出品ください)。
  6. バラエティー部門(アロマティゼされた商品含む)
    • 単式蒸留焼酎で1)~ 5)の部門に該当しないもの。例えばそばや酒粕を原料とするもの、2種類以上の原材料の単式蒸留焼酎をブレンドした物等でアルコール分45度以下のもの。あるいは本格焼酎・泡盛を除く単式蒸留(へ号)焼酎***のカテゴリーであり、1.主原料 2.主原料を用いた麹、もしくは、米麹に、3.他の副原料を用いたものをアロマティゼと呼び、香りを重視した商品の原酒*からつくられたアルコール分45度以下のものを対象とする。
    • 期間によらず樽貯蔵したものは不可(樽貯蔵部門にご出品ください)。
  7. 樽貯蔵部門
    • 期間によらず樽貯蔵した単式蒸留焼酎(原アル貯蔵を含む**)。
    • 原料は問わない。
    • 2024年度に限り、黒糖焼酎の樽貯蔵したものについては黒糖部門にご出品ください。
  8. プレステージ コウジ スピリッツ部門
    • 日本の酒税法では単式蒸留焼酎に該当しないが穀類を麹(白麹・黒麹・黄麹)で糖化し、単式蒸留器で蒸留した蒸留酒。原料、色、ブレンド、蒸留回数、樽貯蔵期間、アルコール度数は問わない。エキス分2%未満であること(蒸留後の副原料の浸漬も可)。
    • 一般に市販されていないものも出品可。
    • 特例として審査酒は500ml2本相当も可。

*原酒からつくられたものとは加水商品も可。
**樽貯蔵(原アル貯蔵を含む)ということは、原料用アルコールで貯蔵したものを加水して焼酎にしたものもエントリーできるということ。
***へ号焼酎とはアルコール含有物を単式蒸留機で蒸留したもので、本格焼酎・泡盛を除いたアルコール分45度までのもの。

第4条 エントリー条件

  1. 出品酒提出ボトル数:出品酒1銘柄あたり700〜900ml各 2本。詰め替えなし。
    ただし、プレステージ コウジのみ、特例として500ml 2本可とする。
  2. 1社(蔵元)からのエントリー本数の制限なし。
    エントリー費用は1本ずつそれぞれに必要となります。
  3. フランスで行われる本格焼酎・泡盛コンクールであるため、ラベルに表記されているカテゴリー表記ではなく、Kura Master協会が第3条にて指定した上記カテゴリーに準じることとする。
  4. 日本産の本格焼酎・泡盛については、日本における現行法令に合致したもの。

第5条 サンプル

登録対象である各本格焼酎・泡盛は、次の通りに提供されなくてはならない。

第6条 参加資格

このコンクールには、以下に挙げる本格焼酎・泡盛業界のプロが参加できる:
本格焼酎・泡盛生産者、酒造会社経営者、協同組合団体、生産者団体、生産も行うネゴシアン、本格焼酎・泡盛酒販店、本格焼酎・泡盛インポーター

第7条 エントリー

Kura Master公式サイトwww.kuramaster.comからオンラインで申し込むこととする。
参加費: 出品酒1点当たり303 ユーロ312ユーロ
(上記に日本からパリへの配送費用、通関諸経費、関税、酒税を含む。)
支払い方法:クレジットカード決済(Visa、Master Card、American Express)

注意事項

  1. いかなる場合においても(自然災害や、やむをえない事故などによりコンクール
開催が不可能な状況を含む)出品受付後の払い戻しは不可とする。
  2. 入力頂いたエントリー内容は、結果発表や表彰状などにそのまま使用される。
    当協会は、エントリ―当事者による誤字や判読不能の文章を修正する責任は負わないものとする。

第8条 審査委員

審査委員は、フランス国家が最高職人の資格を証明するMOFの保有者をはじめ、フランスの一流ホテルのトップソムリエやバーマン、カービスト またレストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナルで構成される。審査員は、次の項目をKura Master運営委員会に提出する。

  1. 身元情報(姓名、住所、電話番号、メールアドレス)
  2. 職業・雇用者名・役職

第9条 審査方法

  1. 本格焼酎・泡盛はブラインドされた状態で各審査員にサービスされる
  2. 審査温度: 温室でのサービスで審査
  3. 使用グラス:ワイングラス
  4. 評価方法:100点満点の加点法
    • 点数の算出は当審査委員会の責任において行われる
    • 審査員の決定に対する異議申立ては認められない
    • 本格焼酎・泡盛サンプルの開栓は当運営委員会が行う

第10条 表彰

Kura Master本格焼酎・泡盛コンクールは、下記の賞を授与する。
プレジデント賞、審査員賞、プラチナ賞、金賞
メダルデザインにはコンクール名・受賞名が記載される。 

*このコンクールは、フランス政府の競争・消費者問題・詐欺防止総局(Direction générale de la concurrence, de la consommation et de la répression des frauds : 以下「DGCCRF」)で定められている、提出された出品酒の総数の内、33%が受賞できるという規定に基づいて賞を決定する。

第11条 結果

審査員賞、プラチナ賞、金賞の結果は 6月17日(月)にKura Master公式ホームページ上で発表されると同時に、各マスコミに向けて発表される。

第12条 受賞メダルデザインの活用

第13条 Kura Masterのメダルデザイン及び名称

Kura Masterのメダルデザインや名称は、Kura Master協会の独占的所有物です。コンテンツや商品としての再配布・販売、首掛け・メダルシールの独自制作は、当運営委員会の特別許可がない場合、禁止となります。公式販促ツールや受賞メダルデザインおよびロゴタイプを使用規約に従ってご活用していただき、販売促進にお役立てください。

後援

Ambassade du Japon en France 在仏日本国大使館

Association des Sommeliers de Paris Ile-de-France

CLAIR

JETRO Paris

日本政府観光局(JNTO) - Japan National Tourism Organization

ダイヤモンドスポンサー

一般社団法人awa酒協会

岐阜県酒造組合連合会

Maison Richard

Le vin en tête

長期熟成酒研究会

佐賀県