審査会
2022年5月23日(月)、パリ市内の会場エスパス・シャラントンにて、今年で第2回目となるKura Master本格焼酎・泡盛コンクールが、日本酒コンクールと同時に開催されました。
審査委員長Christophe Davoine氏をはじめとするMOF(国家最優秀職人章)のDavid Palanque氏、フランスを代表するバーテンダーやカーヴィストなど飲料業界のプロフェッショナルを含む総勢29名の審査員が参加し、エントリーされた193点(昨年164点)の本格焼酎・泡盛が8部門(昨年6部門)の審査会に臨みました。
各部門から1次審査にて選考された31点が最終審査に進み、その中からTop16がKura Master審査員賞に選ばれました。
審査委員長Christophe Davoine氏は、今回の開催に際し、「2回目を迎えたKura Master本格焼酎・泡盛コンクールの審査員の大多数は昨年も参加した方達でした。これは継続して、本格焼酎・泡盛を審査したいというプロが形成されている、良い傾向です。今年はカテゴリーも増え、新しい審査員も加わりました。コンクールが一層大きくなっていることを実感します。優秀なバーマンも多く、今年の審査員達は、この奥深い日本の蒸留酒を審査するこの機会を喜んでいました。特に今回は、カテゴリーが増えたことでそれぞれの特徴をより緻密に審査することができました。そういう理由ではプレジデント賞を選ぶのは非常に難しかったですが、最終的に最高の商品を選出できて満足しています。」とコメントしています。
結果
2回目の開催となる今年度は、芋焼酎部門、米焼酎部門、麦焼酎部門、バリエーション焼酎部門、フレーバー焼酎部門、泡盛部門、樽貯蔵(焼酎・泡盛)部門、プレステージ コウジ(焼酎・泡盛)スピリッツ部門の8つのカテゴリーにて審査が行われ、193銘柄が出品されました。各カテゴリーの審査内容に基づき、プラチナ賞 23点、金賞 41点が選出されております。
なお、7月6日(水)にパリの在フランス日本国大使館大使公邸にて行われる「Kura Master本格焼酎・泡盛コンクール2022」授賞式にて、審査員賞に選ばれた8点からクリストフ・ダヴォワンヌ審査委員長が選出した「プレジデント賞」1銘柄を発表いたします。