第1条 主催者
Kura Master協会(Association de Kura Master)
9 rue des Capucines 75001 Paris France
電話:+33 (0)1 4028 4265
Eメール:info@kuramaster.com
第2条 審査対象
国内、海外問わず、合法的に製造免許を受けて製造・販売している日本酒、SAKEであること。
日本酒とは日本で製造されている日本酒 (Japanese Sake)、SAKEとは日本以外で製造されている
日本酒を指す。
第3条 カテゴリー(部門)
2023年度は、純米酒部門、純米大吟醸酒部門、サケ スパークリング部門、クラシック酛部門、古酒部門の合計5カテゴリーにて行う。
- 純米酒部門:
51%以上の精米歩合(51%を含む)。
3年以上の古酒、濁り、生酒、発泡酒、菩提酛、水酛、山廃、生酛は不可。
貴醸酒は原料に使用する清酒が純米酒であること。 - 純米大吟醸酒部門:
3年以上の古酒、濁り、生酒、発泡酒、菩提酛、水酛、山廃、生酛は不可。
貴醸酒は原料に使用する清酒が純米酒であること。 - サケ スパークリング部門:
アルコール度数は10度以上(10度を含む)。
米、米麹、水だけを原料とするもの。
生酒、アルコールを添加したものはエントリー不可。 - クラシック酛部門:
酒母を菩提酛、水酛、生酛、山廃酛で仕込んだ商品。
精米歩合及び醸造用アルコールの添加の有無を問わない。
濁り、生酒、発泡酒は不可。 - 古酒部門:
古酒・長期熟成酒であること。3年以上とする。
熟成期間の半分以上を10℃以上(室温)で貯蔵したもの。
アルコールの有無も関係なくエントリー可能とする。
3年未満の古酒、濁り、生酒、発泡酒は不可。
第4条 エントリー条件
- ボトル詰めされた日本酒。詰め替えなしで720-750mlとする。(500mlも可とする)
サケスパークリング部門、古酒部門へのエントリーのみ、詰め替えなしで300ml〜750mlを可とする。 - 1社(蔵元)から、エントリー本数の制限なし。
- 国内、海外問わず、法的に製造・販売されている日本酒であること。
また、再使用できない打栓方式で封かんされていること。 - 日本産の日本酒については、日本における現行法令に合致したもの。
- EU加盟国産の日本酒については、EUにおける現行法令に合致したもの。
- その他の場合は、生産国における現行法令及び第三国への輸出規則に合致したもの。
*フランスで行われる日本酒コンクールであるため、ラベルに表記されているカテゴリー表記ではなく、Kura Master協会が指定した上記の精米歩合に準じることとする。
第5条 サンプル
登録対象である各日本酒は、次の通りに提供されなくてはならない。
- 出品酒1点あたり720-750ml各2本、500ml各3本。
サケ スパークリング部門、古酒部門へのサンプルのみ、小瓶(300ml)を可とするが、1点あたり 各4本。 - 日本酒サンプルは、2月28日(火)に酒文化研究所からメールにて案内があり、その指示に 沿って送付作業を進め、3月8日(水)指定日着で関東指定倉庫に送付すること。
- 規定に合致しないサンプルについては、申込者に連絡後、処分されることになる。 サンプルの所有権については、Kura Master協会のものとなる。
- エントリー番号貼付けに関しての注意事項:基本的にエントリー番号を首かけ札に記載して、
ボトルにかけて出品することとする。(後日に写真を撮る際の必要措置) - ラベルを英語(フランス語で既にお持ちの場合、フランス語での記載も可)を首かけ札に
記載して、ボトルにかけて出品することとする。
英語またはフランス語でのラベル記載内容は 1)審査番号 2)都道府県 3)会社名 4)商品名 5)アルコール度数 6)部門 とする。
第6条 申込者
このコンクールには、以下に挙げる日本酒業界のプロが参加できる。
日本酒生産者、酒造会社経営者、協同組合団体、生産者団体 生産も行うネゴシアン、日本酒酒販店、日本酒インポーター。
第7条 エントリー
Kura Master公式サイトwww.kuramaster.comからオンラインで申し込むこととする。
参加費: 出品酒1点当たり295ユーロ
(上記に日本からパリへの配送費用、通関諸経費、関税、酒税を含む)
支払い方法:クレジットカード決済(Visa、Master Card、American Express)
注意事項:
- いかなる場合においても、(自然災害や、やむをえない事故などによりコンクール開催が不可能な状況を含む)出品受付後の払い戻しは不可とする。
- 入力頂いたエントリー内容は、結果発表や表彰状などにそのまま使用される。
当協会は、エントリ―当事者による誤字や判読不能の文章を修正する責任は負わないものとする。
【2023年度 Kura Masterコンクール:一部変更のお知らせ】
希望者向けに提供していた審査員による出品酒の有料コメントを廃止します。2023年コンクールより審査員賞に無料でコメントを提供いたします。何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。
第8条 審査委員
フランス国家が最高職人の資格を証明するMOFの保有者をはじめ、フランスの一流ホテルの
トップソムリエやバーマン、カービスト またレストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナルで構成される。
審査員は、次の項目を Kura Master運営委員会に提出する。
- 身元情報 (姓名、住所、電話番号、メールアドレス)
- 職業・雇用者名・役職
第9条 審査方法
- 日本酒はブラインドされた状態で、各自にサービスされる。
- 審査温度:室温(15°C前後,サケスパークリング 8-10℃)のサービスで審査。
- 使用グラス:ワイングラス。
- 評価方法:100点満点の加点法
- 点数の算出は当審査委員会の責任において行われる。
- 審査員の決定に対する異議申立ては認められない。
- 日本酒サンプルの開栓は当運営委員会が行う。
第10条 表彰
Kura Master日本酒コンクールは、下記の賞を授与する。
プレジデント賞、審査員賞、プラチナ賞、金賞。
表彰状にはコンクール名と受賞名が記載される。
*このコンクールは、フランス政府の競争・消費者問題・詐欺防止総局(Direction générale de la concurrence, de la consommation et de la répression des frauds : 以下「DGCCRF」)で定められている、提出された出品酒の総数の内、33%が受賞できるという規定に基づいて賞を決定する。
第11条 結果
審査員賞、プラチナ賞及び金賞の結果は 6月5日(月)にKura Master公式ホームページ上で発表 されると同時に、各マスコミに向けて発表される。
第12条 受賞メダルデザインの活用
- 受賞メダルデザインは、各種プロモーションとして活用できる。
- 受賞メダルデザインは、受賞した日本酒のみで使用可能(ボトルの大きさ違いも使用可能)とし、他の商品には使用できない。
- 受賞メダルデザインの使用期限は、受賞した日から3年後のコンクール前日までとする。
第13条 Kura Masterのメダルデザイン及び名称
Kura Masterのメダルデザインや名称は、Kura Master協会の独占的所有物である。いかなる形で あれ、ラベル、賞状、広告媒体への複製、或いはインターネット上での掲載などに関しては、 当運営委員会の特別許可がない場合、一切禁止とする。違反が確認された場合は、その使用者及び 印刷業者に対して法的措置を講じる可能性がある。